大雪山に咲いていた高山植物

旭岳から黒岳の縦走中に出会った高山植物たち

広大な大雪山にはいくつもの登山コースがあります。今回は北海道第一の高峰”旭岳”を第一の目的とし、一日で縦走が出来、しかも高山植物が咲き乱れるコースとして『旭岳から黒岳』の縦走を選択しました。
このコースに咲いていた高山植物を写真に収めてきましたので、紹介します。

チングルマ バラ科 チングルマ属
ロープウェイを降りて歩き出してすぐにチングルマの群落です。
このコースでは至る所に咲いています。
チングルマ群落

旭岳温泉の高山植物園で見たチングルマの咲き終わった状態
稚児車

チングルマの名前の由来は、上の写真のように実の形が風車に似ているところから、
稚児車(チゴグルマ)が変化したものです
チングルマ

群生しているものや岩の上に咲いているものもある
チングルマ

メアカンキンバイ バラ科キジムシロ属
北海道の雌阿寒岳、羅臼岳、中央高地の砂礫に生える多年草
メアカンキンバイ

チシマノキンバイソウ キンポウゲ科キンバイソウ属
この花もこのコースでは多く見られる。シナノキンバイの母種である。
チシマノキンバイソウ

黒岳の下山道に群生していました。
チシマノキンバイソウ群生

イソツツジ ツツジ科イソツツジ属
北海道に多いところから、エゾイソツツジの別名がある。
イソツツジ

イワハゼ ツツジ科シラタマノキ属
実は食べられる。赤く熟すので別名アカモノともいう
イワハゼ

イワヒゲ ツツジ科イワヒゲ属
北海道と本州の中部地方の高山帯の岩隙などに咲く
イワヒゲ

ヨツバシオガマ ゴマノハ科シオガマギク属
北海道と本州の中部地方以北の高山帯に咲く多年草。葉が4枚あるのでヨツバシオガマ
と呼ばれる。
ヨツバシオガマ

チシマクモマグサ ユキノシタ科ユキノシタ属
北海道の知床半島、中央高地などの高山帯の岩礫地に生える小型の多年草。
チシマクモマグサ

クモマユキノシタ ユキノシタ科ユキノシタ属
北海道の中央高地、夕張山地、日高山脈北部の高山帯の湿った岩礫地に生える多年草
クモマユキオシタ

コマクサ ケシ科コマクサ属
日本の高山荒原を代表するコマクサは、他の植物がとても生活できないような砂礫地
にだけ生える。高山植物の女王と呼ばれる。
コマクサ

エゾコザクラ サクラソウ科サクラソウ属
北海道の利尻山、知床半島、中央高地、斜里岳、日高山脈北部の高山帯の雪田の融
雪地や湿った草地に生える多年草
エゾコザクラ

エゾイワツメクサ ナデシコ科ハコベ属
北海道中央高地の高山帯の砂礫地や岩礫地に生える多年草
エゾイワツメクサ

エゾタカネスミレ スミレ科スミレ属
北海道の知床半島、大雪山、夕張山地、羊蹄山、などに分布する
エゾタカネスミレ

ミヤマリンドウ リンドウ科リンドウ属
北海道と本州中部地方以北の高山帯の草地に生える多年草
ミヤマリンドウ

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