丹沢の山並み画像

R8 雪山登山訓練 in 富士山五合目

毎年恒例の雪山登山訓練。今年も昨年に引き続き、経験者向けのA隊と初心者向けのB隊に分けて実施しました。例年になく雪が少なかったですが、寒気の影響で寒さだけは厳冬期の富士山。何とか訓練を実施することができました。

日程

令和8年1月24日(土)~25日(日)

場所

富士山五合目 佐藤小屋周辺

参加者

13名

1月24日(土)

馬返しに8時に集合。準備を整え佐藤小屋を目指す。昨年まではロープやスノーバー、ネットなどの装備一式を雪上車で運んでいただくという訓練らしからぬスタイルであったが、諸事情により今年は分担して担ぐことに…。8時20分頃に馬返しを出発し、佐藤小屋を目指す。

出発直後は全く雪が無く不安がよぎる。が、標高を上げるにつれて徐々に雪が見え始める。

徐々に積雪量も増えて来ることを期待したが、うっすら積もっているくらいの状況が続き、不安がよぎる。11時30分には全員佐藤小屋に到着。寒気の影響で例年になく冷え込んでおり、訓練には最適、と言いたいところだが肝心の雪が少ない。小屋付近での訓練は不可能な状態で、レストハウス付近まで移動し、何とか訓練ができそうな斜面を見つける。

この日はロープは使わず、A隊、B隊ともにアイゼン無し歩行、アイゼン歩行、滑落停止の訓練を実施。雪がある場所を選んで滑落停止の訓練をするも、同じ場所で続けると砂礫が現れる。

砂礫が見えたら場所を移して繰り返し練習。雪山では転ばないように歩くことが大前提ですが、万が一の時には素早く滑落停止をすることが重要。そのためには反復練習をするしかありません。

15時過ぎには訓練を終了し佐藤小屋へ。これまた恒例の机上講習会を行う。

1時間ほど机上講習を行ったあとはお楽しみのお食事タイム。

山小屋らしからぬ豪華な食事に箸が進む。そしてこの日は貸し切りということもあり、お酒も進み、お開きになったのは23時頃…。テントで凍える夜を過ごすのも悪くはないが、小屋泊にすることで訓練に集中できるというメリットがあると自分に言い聞かせる。なお、宿代は山岳協会から一部補助が出ます。こんなところにも山岳会に入るメリットが。

1月25日(日)

早朝は寒気の影響で外は極寒。小屋前の温度計はマイナス21度。この日はロープを使ってのスタカットの訓練をする経験者組と、歩行訓練及び雪山の生活技術を学ぶ初心者組に分かれて訓練を行う。

雪か少なくスタンディングアックスビレイの訓練する場所を探すのに一苦労。普段より標高を上げて何とか訓練が出来る場所を確保する。

スタンディングアックスビレイのポイントはは落下のエネルギーを熱エネルギーに代える点。一気に力を入れて止めるのではなく、体を立てた状態でロープを流して徐々に止める。頭では分かっててもついつい力を入れて止めたくなってしまう。繰り返し訓練して体に覚えさせる。注意点としてはジャケットにかなりの負担がかかること。作業着を着ての訓練がお勧めです。

初心者組はテント設営や雪で水を作る練習。11時頃には訓練を終えて佐藤小屋へ戻る。

佐藤小屋で休憩をした後、各自思い思いのペースで馬返しまで戻る。

狛犬ならぬ狛猿を通過し駐車場へ。下りは早いもので1.5時間ほどで到着。来年はもう少し雪があることを願うばかりです。

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